『デジタル広告の「見えない不正」と闘う 広告主のためのアドベリフィケーション完全ガイド』を11月21日発売

日本初、アドベリフィケーションを体系的に解説した実践書
『デジタル広告の「見えない不正」と闘う 広告主のためのアドベリフィケーション完全ガイド』
11月21日発売 ―総務省ガイダンスを受け、業界横断で広告主を支援―

デジタル広告の「見えない不正」と闘う 広告主のためのアドベリフィケーション完全ガイド

アドベリフィケーション推進協議会は、『デジタル広告の「見えない不正」と闘う 広告主のためのアドベリフィケーション完全ガイド』(2,000円+税)を株式会社宣伝会議より、11月21日(金)に発売いたします。

本書は、日本で初めてアドベリフィケーションを体系的に解説した実務指南書として、広告主が直面するデジタル広告のリスクを理解し、適切な対策を実践するための包括的なガイドブックです。

■ 書籍発行の背景

デジタル広告市場ではこれまでも、不正コンテンツへの広告配信やアドフラウド(広告詐欺)などのリスクが指摘されてきました。近年では、MFA(Made for Advertising)サイトの登場など、広告主が直面するリスクはさらに深刻化・多様化しています。

こうした状況を受けて、総務省は2025年6月9日に「デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けた広告主等向けガイダンス」を公開し、広告主に対してデジタル広告品質におけるリスクの把握と対策の実施を求めています。

しかし、アドベリフィケーションに関する知識や実践的なノウハウは散在しており、広告主が適切な判断を行うための統合的な情報源は存在しませんでした。

こうした課題を解決するため、アドベリフィケーション領域で豊富な知見を持つ複数の企業が連携し、日本初となるアドベリフィケーションの体系的な解説書を制作しました。

■ アドベリフィケーション推進協議会について

アドベリフィケーション推進協議会(https://ad-veri.jp/)は、ウェブ広告におけるアドベリフィケーションの取り組みを本格化するために、Integral Ad Science Japan社、Momentum社、株式会社電通、電通デジタルらと共に2017年に発足しました。日本におけるアドベリフィケーション問題の現状把握と具体的な対策の研究を深化させるとともに、その研究結果を適宜ホワイトペーパーとして一般公表し、広告出稿時の一助となるような有益なデータの提供を目指します。

執筆参加企業(50音順)

本書の執筆には、以下の企業が参加しています。

■ 書籍の特徴
  1. 日本初、アドベリフィケーションを網羅した実務指南書

    断片的な情報ではなく、基礎理論から実践的な導入手法、最新トレンドまでを一冊に集約。広告主が必要とする知識を体系的に整理しました。

  2. 総務省ガイダンスの要請に応える内容

    総務省が広告主に求めるリスク把握と対策の実施について、具体的な指針を提供。経営層への説明資料としても活用可能です。

  3. 攻めと守りの両面から解説

    リスク回避だけでなく、アドベリフィケーションを活用した広告効果の最大化(攻めの施策)についても詳述しています。

  4. 中立的な立場での情報提供

    特定企業のソリューションに偏らない、業界全体の視点からの公正な情報を提供します。

■ 書籍概要
■ 目次構成(予定)

デジタル広告市場の健全な発展には、広告主一社一社が適切なアドベリフィケーション対策を実施することが不可欠です。

本書が、広告主の皆様の安心安全なデジタル広告配信の一助となり、ひいては健全な広告エコシステムの構築に貢献できれば幸いです。

アドベリフィケーション推進協議会は、引き続き業界横断での知見共有と啓発活動を通じて、デジタル広告の品質向上に取り組んでまいります。

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