日本におけるアドベリフィケーション問題の現状把握と具体的な対策の研究を深化させるとともに、
その研究結果を適宜ホワイトペーパーとして一般公表し、広告出稿時の一助となるような有益なデータの提供を目指します。
株式会社電通は、ウェブ広告におけるアドベリフィケーションの取り組みを本格化するために、インテグラル・アド・サイエンス社、Momentum社、株式会社電通デジタル、株式会社サイバー・コミュニケーションズらと共に「アドベリフィケーション推進協議会」を発足しました。これにより、日本におけるアドベリフィケーション問題の現状把握と具体的な対策の研究を深化させるとともに、その研究結果を適宜ホワイトペーパーとして一般公表し、広告出稿時の一助となるような有益なデータの提供を目指します。
広告システムの自動化・効率化が進展するウェブ広告では、広告取引実績の正確な捕捉が難しくなっています。「広告がしっかり見られているか」(ビューアビリティー)、「広告が"人"ではなく"機械"によって不正なインプレッションやクリックが発生していないか」(アドフラウド)、「不適切なサイトに広告表示されていないか」(ブランドセーフティー)といった広告の価値毀損に関わる問題の正確な現状把握と本格的な対策が喫緊の課題となっています。
2024/01/18
本レポートは、株式会社電通デジタルとMomentum株式会社が2023年10月から11月に行なった、アドベリフィケーションスコアの調査結果です。日本で利用されている広告プラットフォームにて実際に広告配信を行い、アドベリフィケーションに関するスコアの推移を計測しレポーティングしました。主に、2018年にアドベリフィケーション推進協議会から発表した調査レポートとの比較と、入札戦略によるアドベリフィケーションスコアの変化という2つ検証を行っています。5年前からインターネット広告の環境はどう変わっているのか、実際の広告メニューがブランド毀損リスク値やIVT率に与える影響はどんなものなのか、レポートをご覧いただければと思います。この調査が広告主の広告配信に役立てば幸いです。